エンドウ秋作収穫

どんな野菜

エンドウマメは、もともとは大豆や小豆と同様、完熟させた後に豆を乾燥して使っていました。

それが、未熟な状態で豆を取って食べたり、さやごと食べるようになりました。

未熟な豆がグリンピースです。

余談ながら環境活動団体のグリンピースのピースは平和(peace)のピースですが、豆のpeasはそのまま豆という意味です。

さやごと食べるのは、絹さやエンドウやスナップエンドウなどです。

さらには、発芽した芽を食べるトウミョウまであります。

これらは、それぞれの用途に適した品種が使われています。

栄養価

栄養は他の豆と同様、たんぱく質が多いです。

他にビタミン、ミネラル、食物繊維などいろいろあります。

利用の仕方によっても栄養価は異なります。

グリンピースは食物繊維やたんぱく質、炭水化物などが特に多いです。グリンピース

さやえんどうはカルシウム、ビタミンC、食物繊維などが多いです。

このように、なかなか優秀な栄養価を持っているのも、エンドウの特徴です。

Kちゃん商会のエンドウ

年二回育てます。

冬春作は年始に種まきします。エンドウ豆定植一ヶ月

品種はつるなしスナックエンドウです。

当地では普通は11月に蒔きますが、圃場の風が強く、痛みが激しいため、遅まきにしています。

ポットで育苗し、植付けは3月ごろ。

この作型の場合、収穫が5月末ごろ、ちょうど当地の周りの方の出荷が減った頃に出せます。

もう一作は、7月末〜8月初めに蒔いています。

品種はホルンスナックです。

11月ごろ、収穫できます。

昨年つるなしスナックエンドウと両方蒔き比べて確かめてみました。

やはりつるなしスナックエンドウの方は、全体に生育が遅れ、収穫できたのはわずかで、すぐに寒さで枯れてしまいました。

こぼれ話

ツタンカーメンという品種があります。ピラミッド

1900年初めごろに、古代エジプトのツタンカーメン王のお墓をある学者が調査していました。

その時に、膨大な副葬品の中から見つけて育てたのが始まりといわれる品種です。

ツタンカーメンは紀元前1300年くらいの人なので、かれこれ3000年以上前の種が発芽したことになります。

ところが、これに対して最古の種の発芽として広く認められているのは大賀ハスというもの。

日本の大賀博士という学者さんが、縄文時代の遺構の中から見つけて発芽させました。

これは、発掘された種のすぐ上にあった木材の分析により、最低2000年以上前の種と考えられています。

ツタンカーメンは、それをさらに上回っています。

が、エンドウ豆の種子の寿命は一般に短かめ。

保存状態にもよりますが、ざっと2〜3年くらいです。

従ってこのいわれは?と思われます。

善意に解釈すれば、ピラミッドに少し前に入った人が落とした豆を拾ったのかも知れません。

でも、本当に3000年前の種が発芽したのであれば古代ロマンを感じさせますね。