もう一年も終わり。

月日の経つのは早いものです。

来年の計画はもう立てたでしょうか。

輪作をどうするか、

狭い畑だと、隣どうしの野菜の病害虫が移りやすいかどうか、

あるいはタネをとる場合は、目当ての植物が他の植物と交雑しないようにしようか、

いろんなことを考えなければなりません。

これにあたり、それぞれの野菜の大雑把な特徴を知っておくことは有意義です。

野菜の分類

その際、野菜を種類ごとに分類し、その種類の特徴を把握しておけば便利です。

種類ごとに分類といっても、分類の仕方も色々あります。

果菜、葉菜、根菜とか、夏野菜、冬野菜とか。

今回は、進化系統による分類です。

名前は難しいですが、要はナス科とかウリ科とかいったやつです。

とはいえ、この分類も相当ややこしいです。

例えば、今の時期では玉ねぎなどを育てている人も多いかと思います。

これを分類上の表記をすると、

植物単子葉類キジカクシ目ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属タマネギ

となります。

交雑とか輪作、混植を考えるにあたっては、上記の分類の中の、科を中心に考えておきましょう。

主な野菜について並べてみると、

ナス科・・・ナス、トマト、ピーマン、ジャガイモなど

ウリ科・・・カボチャ、スイカ、メロンなど

アブラナ科・・・キャベツ、ハクサイ、ダイコンなど

マメ科・・・ダイズ、インゲン、エンドウなど

ユリ科・・・ユリ根など

ヒガンバナ科・・・ネギ、タマネギ、ニンニクなど

といったところです。

ユリ科の分類

ここでもしかして、ユリ科のところで違和感を持った人がいるかもしれません。

タマネギやニンニクはユリ科ではないのか?と

実はユリ科は遺伝子調査した結果、いろんな別の系統の寄せ集めになっていた頃が最近わかってきました。

昔ユリ科とされていて、今は違うのは

アスパラガス・・・キジカクシ目キジカクシ科

ネギ、ニラ、ラッキョウ、ニンニク、タマネギ・・・キジカクシ目ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属

ヒガンバナ・・・キジカクシ目ヒガンバナ科

ヤマノイモ・・・ヤマノイモ目ヤマノイモ科

などです。

同じ科ですと、できるだけ連作を避けた方が良いとですが、ヤマノイモとネギを避けていた人は、もしかして空振りだったかもしれませんね。

 

まとめ

野菜を育てる際には、その種類ごとにどんな特徴があるか大雑把に把握しておくことは便利。

こうしたことを踏まえた栽培計画を立てることが大事です。

参考にした本

伊藤元巳 植物分類学 東京大学出版会

関連投稿

ナス科野菜の特徴

アブラナ科野菜の特徴